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只管朗読という言葉に惑わされない

音読について、前回の続きです。

 

音読ブームの火付け本に、「只管朗読」というキーワードが出てきます。

 

この言葉は、元々は、道元の「只管打座」にヒントを得た言葉で、「ひたすら朗読(音読)する」という意味だそうです。

 

只管打座というのは、辞書を引くと分かりますが、ただひたすらに座禅を組むことです。

 

そこには雑念を加えてはいけません、仏道修行ですので。

 

音読もこれにならい、ただひたすらにひとつのパッセージを100回、200回朗読すれば上達するかのような記事もネット上には散見されますが、100%そうとも言えません。

 

英語の場合は、日本語と違った口の筋肉の使い方がありますし、音の強弱、リエゾン(連結)、欠落など、意識してやらないと我流になって、結局、聞けない、しゃべっても通じないということになりかねません。

 

例えばですが、荒尾紀倫氏のサイトに面白い話があります。

 

ある優秀な官僚が“I have many books.”を「イ・ハベ・マニ・ボークス」と覚えていたそうです。

 

確かに読む、書くだけであるならば、これでも問題はないわけです。

 

我流でも、難解な英文を読解することもかのうだったのでしょう。

 

しかしながら、これだけグローバル化が進んだ世の中になりますと、話す、聞くというのも重要なポイントです。

 

極端な例ではありますが、“I have many books.”を「イ・ハベ・マニ・ボークス」と発音して100回練習したらどうなるでしょうか。

 

文字を見れば、「あー簡単じゃん」という話が、リスニングにおいては全く聞き取れないという現象が発生します。

 

また、ネイティブに「イ・ハベ・マニ・ボークス」と言っても、相手も困ってしまうでしょう。

 

これが、音読においても、単に「只管朗読」ではなくて、「発音も大事だ」という主張につながるわけです。

 

昔の日本の大学受験であれば、「イ・ハベ・マニ・ボークス」方式でも、おそらく満点取れたりしていたんでしょう。

 

でも、この21世紀においてはそうもいきません。

 

発音記号が苦手であっても。

 

音読する際には、CDの音声をよく聞いて、それらしい発音、そして、息つぎ等を復元しながら実践すべきです。手っ取り早いのは、シンクロリーディングです。

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